※このページの情報は第2期(平成23年10月〜平成24年9月)のものです。
(平成24年11月8日現在)
自然再生学概論 | 佐渡島フィールド実習 | 環境保全型農業演習 |
自然再生演習 | 自然再生農林業実習 | トキ行動観察演習 |
トキ行動観察実習 | エコツアー演習 | エコツアー実習 |
環境教育演習 | 環境教育実習 | 生物多様性政策分析演習 |
人材養成コーディネート実習 |
授業科目名 | 自然再生学概論 |
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担当教員 | 西川潮(主任) |
対象コース | 全てのコース |
科目区分 | 基礎講座:共通科目 |
開講時期など | 平成23年10月〜平成24年9月 毎月第4金曜日 18:30〜20:10 トキ交流会館大ホール ※講師の都合により講義の順番や開講日(たとえば、第4金曜日→第2金曜日)に変更が生じることがあります。 |
到達目標 | 佐渡島の自然再生を進めていくうえで必要な取り組みについて、各々の職業や立場から提言できる。 |
授業概要 | "生物多様性"や"里地里山"をキーワードとする環境問題と社会問題を考察するうえで基盤となる知識を深め,佐渡島の抱える諸問題への応用を図る。 |
授業計画 |
第1回 鳥類の野生復帰と新潟大学の取り組み(山岸 哲)(10月28日) 第2回 里地里海再生への国の取り組み (長田啓(環境省))(11月25日) 第3回 環境保全と食料消費(氏家清和(筑波大学))(12月16日) 第4回 島の生態学(阿部晴恵)(1月27日) 第5回 島の環境史(長嶋俊介(鹿児島大学))(2月24日) 第6回 持続可能な資源としての生物多様性(足立直樹(株式会社レスポンスアビリティ))(3月23日) 第7回 里山の再生(金子洋平)(4月27日) 第8回 農地の再生(西川潮)(5月25日) 第9回 営農問題(桑原考史)(6月22日) 第10回 (行政コースのみ必修) 糸魚川の地質とジオパーク認定に向けての取り組み(竹之内耕(フォッサマグナミュージアム))(7月6日) 第11回 里海の再生(野崎眞澄)(8月3日) 第12回 侵入生物学(西川潮)(9月7日) *合計4コマ選択制 |
科目修了の基準 | 4回以上の出席を必要とする。 |
参考図書 | 適宜,紹介する。 |
その他特記事項 | 第1期のJST受講生の聴講も歓迎。(事前連絡は不要) |
授業科目名 | 佐渡島フィールド実習 |
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担当教員 | 金子洋平主任) |
対象コース | 全てのコース |
科目区分 | 基礎講座:共通科目 |
開講時期など | 平成23年10月〜平成24年9月 毎月土曜日 10:00〜16:00(週、時間ともに不定期) |
到達目標 | 佐渡島の多様な自然を体験することで生物多様性を理解するとともに,各コースに必要な基礎知識を習得する。 |
授業概要 | 森林・河川・海など様々な環境に生息する生物群集,キノコや山菜などの環境資源利用,佐渡の地質や環境史を調査・体験することで,佐渡島の多様な自然環境の特徴や活用法を体験的に学ぶ。 |
授業計画 | 第1回 食べるキノコ・食べれないキノコ(飯田喜作(新潟きのこ同好会)・金子洋平)(10月22日) 第2回 里山の昆虫の多様性(大脇淳・金子洋平)(10月29日) 第3回 鳥類の多様性(永田尚志・金子洋平)(1月28日・2月11日(対象の受講生多数のため同一内容講義を2回行います)) 第4回 島の環境史(長嶋俊介(鹿児島大学)・桑原考史)(2月25日) 第5回 春の大佐渡トレッキング(金子洋平・本間航介)(5月5日) 第6回 山菜を食べる(外部講師・金子洋平)(5月12日) 第7回 田んぼの生きもの調査(西川潮・金子洋平・大脇 淳)(5月26日) 第8回 第9回 (行政コースのみ必修) 佐渡の地質とジオパーク認定に向けての取り組み(小林巖雄・竹之内耕(フォッサマグナミュージアム))(7月7日) 第10回 海辺・潮間帯の生物多様性(野崎眞澄・金子洋平)(8月4日) 第11回(補講) ため池における外来魚の駆除(大脇 淳・金子洋平)(8月11日) 第12回(補講) 渡りをするチョウ、アサギマダラ in 夏(大脇 淳・金子洋平)(8月26日) 第13回 ため池における外来魚の駆除(井上信夫・西川潮・金子洋平)(9月8日) *合計3コマ選択制 |
科目修了の基準 | 3回の選択履修。 出席状況や実習への取り組み姿勢から総合的に評価する。 |
参考図書 | 適宜,紹介する。 |
その他特記事項 | 講師の他に、チューターが同行して実習を補助する。 |
授業科目名 | 環境保全型農業演習 |
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担当教員 | 伊藤亮司(主任),桑原考史 |
コーディネーター | 堀井修 |
対象コース | 自然再生農林業コース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成23年11月〜平成24年3月 毎月第2金曜日 18:30〜20:00 |
到達目標 | メンバーの間で,佐渡の農業のこれからの展開方向についての一定の共通イメージが共有される。 |
授業概要 | 参加者からの話題提供を受け,担当教員・コーディネーターの交通整理により参加者全体で討論を行う。 |
授業計画 | 第1回 佐渡島における農業の現状認識、GIAHS認定後の展望(桑原考史・山本雅明(佐渡市職員))(11月11日) 第2回 前浜地域における先進農家の技術論(北野源栄(野浦G))(12月9日) 第3回 国仲地域における先進農家の技術論(斎藤真一郎(佐渡トキの田んぼを守る会))(1月20日) 第4回 佐渡米の販売環境とマーケティング戦略(外部講師)(2月3日) 第5回 合同演習~総合討議(伊藤亮司・桑原考史・本間航介・大脇淳)(3月2日) 【補習】土壌分析の理論と実践(高橋能彦)(4月13日) |
科目修了の基準 | 自然再生農林業実習を合わせて,8回以上の出席を必要とする。受講生には,環境保全型農業への取り組みの拡大および深化を期待する。 |
参考図書 | 適宜,紹介する |
その他特記事項 | 佐渡市役所や地元の先進農家などを外部講師として招いて技術課題・展開課題についての情報交換を行う。 専門コースには,講師と受講生の間で緊密な連絡がとれるようコーディネータがつく。また,演習の理解を深めるためにチューターが補助する。 上記の5回の講義以外にも,2~3回の追加講義を予定している。 |
授業科目名 | 自然再生演習 |
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担当教員 | 本間航介(主任),大脇淳 |
コーディネーター | 仲川純子 |
対象コース | 自然再生農業コース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成23年11月〜平成24年3月 毎月第2金曜日 18:30〜20:00 |
到達目標 | メンバーの間で,佐渡の自然の現状やこれからの展開方向について、一定の共通イメージを構築する。 |
授業概要 | 里山生態系の特徴と里山を取り巻く諸問題,里山を構成する多様な水環境や雑木林の生物多様性を向上させるための修復技術を概説し,持続可能な里山環境を形成するための地域作りについて討論する。 |
授業計画 | 第1回 里山にすむ生物の生活史と景観複合利用(大脇淳)(11月11日) 第2回 国と地域の生物多様性戦略の基本概念と関連法規(長田啓(環境省))(12月9日) 第3回 田圃・里山林・竹林の利用の変遷とその維持管理(箕口秀夫)(5月27日) 第4回 ビオトープ造成法、労働安全衛生法(本間航介)(2月9日) 第5回 合同演習~総合討議(伊藤亮司・桑原考史・本間航介・大脇淳)(3月2日) |
科目修了の基準 | 4回以上の出席を必要とする。受講生には,佐渡の里山再生への取り組みの拡大および深化を期待する。 |
参考図書 | 適宜,紹介する。 |
その他特記事項 | ※各自、刈払機安全講習・チェンソー伐木安全講習・小型車輛系建設機械安全講習の受講が必要。 |
授業科目名 | 自然再生農林業実習 |
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担当教員 | 伊藤亮司(主任)・本間航介(主任) |
コーディネーター | 堀井修、仲川純子 |
対象コース | 自然再生農林業コース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成24年4月〜9月 毎月土曜日 (週、時間ともに不定期) |
到達目標 | 里山の生物多様性やその創出機構,里山を取り巻く諸問題とそれに対する対処方法,里山の活用方法について,農業や自然再生の立場から幅広く考察し,里山の新たな可能性と展望を見出す。 |
授業概要 | 生物多様性や環境に配慮した農林業,里山に存在する様々な資源の利活用,里山の生物多様性の存在様式や維持機構について体験的に学習する。 |
授業計画 | 第1回 両生類の卵塊調査・水田における生物の越冬(小林頼太)(3月24日) 第2回 造林地における枝打ち・除間伐と搬出作業(箕口秀夫)(5月27日) 第3回 広葉樹林における主要樹種の種特性と里山管理(本間航介)(4月28日) 第4回 竹ぼうき除草機とフキ醗酵除草剤の利用による除草(斎藤真一郎(佐渡トキの田んぼを守る会)・北野源栄(野浦G))(6月10日) 第5回 江の構造と生物多様性、波付管による魚道の効果(三沢眞一)(6月30日) 第6回 水田の生物調査と水田環境、ネオニコチノイド系農薬評価(粟生田忠雄・伊藤亮司・大脇淳)(7月1日) 第7回 ナラ枯れ・松枯れの対策法(金子洋平)(7月14日) 第8回 重機を用いたビオトープ造成(本間航介・金子洋平)(8月25日) 第9回 木材と竹の多様な利用に向けて(燃料、肥料)(外部講師)(9月14日) 第10回 有機水稲栽培の生育パターンと収量構成要素・食味計測(高橋能彦)(10月6日) 第11回 有機水稲栽培の生育パターンと収量構成要素・食味計測(高橋能彦)(11月10日) |
科目修了の基準 | 演習と実習の出席回数が合計8回以上になるよう選択履修。出席状況や参加姿勢,レポートの内容等を総合的に判断し評価する。 |
参考図書 | |
その他特記事項 | 専門コースには,講師と受講生の間で緊密な連絡がとれるようにコーディネータがつく。また,演習の理解を深めるためにチューターが補助する。 |
授業科目名 | トキ行動観察演習 |
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担当教員 | 永田尚志(主任) |
コーディネーター | 土屋正起 |
対象コース | トキモニターコース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成23年10月〜平成24年3月 毎月第3金曜日 18:30〜20:00 |
到達目標 | トキの行動観察手法について理解し,観察データの簡単な処理ができることを目標とする。 |
授業概要 | トキの生物学,行動観察手法について必要な生態学的知識を学んだ後で野生復帰のために必要となるデータの収集方法および簡単なデータ処理法を学ぶ。 |
授業計画 | 第1回 保全生物学入門/トキの野生復帰とは(永田尚志)(10月21日) 第2回 トキとはどんな鳥か?/放鳥トキの生活史(永田尚志)(11月18日) 第3回 トキの生態・行動の調べ方(永田尚志)(12月16日) 第4回 トキの採餌モニタリングとその意義(永田尚志)(1月20日) 第5回 トキの行動記録と結果の示し方(飲み込み回数の処理)(永田尚志)(2月17日) 第6回 データ解析演習(時間サンプルデータの処理)(永田尚志)(3月9日) |
科目修了の基準 | トキ行動観察実習と合わせて,9回以上の出席を必要とする。この出席状況と,取り組み姿勢,レポート等を通して総合的に評価する。 |
参考図書 | テキストは使用せず,演習内容についてはプリントを配布する。 ・鳥類生態学入門(築地書館)山岸哲編著 ・トキの研究(新樹社)丁長青編著 ・日本の希少鳥類を守る(京都大学学術出版会)山岸哲編著 |
その他特記事項 | 専門コースには,講師と受講生の間で緊密な連絡がとれるようにコーディネータがつく。また,演習の理解を深めるためにチューターが補助する。 |
授業科目名 | トキ行動観察実習 |
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担当教員 | 永田尚志(主任) |
コーディネーター | 土屋正起 |
対象コース | トキモニターコース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成24年1月〜6月 毎月第3土曜日 8:00〜15:00 ※トキの状況や気象条件などにより変更する場合があります。 |
到達目標 | トキモニタリング専門家チームに参加し,トキを追跡し,野生復帰に必要なデータを主体的に収集できるようにする。 |
授業概要 | トキの行動観察演習に基づき,毎回のテーマにしたがって実際に放鳥トキの生態を観察する。 |
授業計画 | 第1回 放鳥トキの行動観察 (機材の扱いと観察の基本)(永田尚志)(1月21日) 第2回 放鳥トキの行動観察Ⅰ(飲み込み回数の記録)(永田尚志)(2月18日) 第3回 放鳥トキの行動観察Ⅱ(行動の記録(時間サンプリング)実習)(永田尚志)(3月10日) 第4回 放鳥トキの行動観察Ⅲ(個体追跡実習)(永田尚志)(4月21日) 第5回 放鳥トキの行動観察Ⅳ(モニタリング実習)(永田尚志)(5月19日) 第6回 トキの餌場環境調査(永田尚志・大脇淳)(6月9日 環境教育実習と合同授業) ※放鳥トキの状況によってメニューの順番変更もあります。 |
科目修了の基準 | トキ行動観察演習と合わせて,9回以上の出席を必要とする。この出席状況と,取り組み姿勢,レポート等を通して総合的に評価する。 |
参考図書 | ・鳥類生態学入門(築地書館)山岸哲編著 ・トキの研究(新樹社)丁長青編著 |
その他特記事項 | 受講生2名に1名のチューターがついて,実習を補助する。 |
授業科目名 | エコツアー演習 |
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担当教員 | 本間航介(主任) |
コーディネーター | 井上由香 |
対象コース | エコツアーガイドコース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成23年10月〜平成24年9月 不定期 10:00〜16:00 ※講義日程は,講師都合や天候などにより変更されることがある。 |
到達目標 | 大佐渡スギ天然林,トキ野生復帰コアエリアなど,佐渡で最も奥深いフィールドにおいて登山形式のエコツアーを実施するための安全管理上の基礎知識やツアー運営手法を習得する。 |
授業概要 | 原生林やトキ野生復帰コアエリアなどにおいて,環境保全と利活用,客の安全確保の3点を高い次元でバランスさせながら,質の高いエコツアーを実施できるように体系的なトレーニングを行う。なお,エコツアーガイドコースは基礎講座と専門科目以外に,日本赤十字救急員資格取得を修了の必須条件とする。 |
授業計画 | 第1回 フィールドにおけるリスク管理,保険知識(本間航介)(12月13日) 第2回 エコツーリズム推進法,旅行業法、関連法規(川瀬翼(環境省)・本間航介)(1月20日) 第3回 地図・天気図・ロープワーク演習(本間航介)(3月27日) 第4回 トキ里山ルートー生椿(外部講師)(9月7日) |
科目修了の基準 | 出席状況(演習・実習合わせて9回以上)を50%,期末試験を50%とし,エコツアー実習との合計により年間の評価とする。 ※日本赤十字社救急法基礎講習・救急員講習の習得が別途必要。 |
参考図書 | テキストとして日本生態学会野外安全管理委員会編「フィールド調査における安全管理」を使用する。 |
その他特記事項 | 上記日程とは別に、2月に日本赤十字救急員講習会を3日開講する。 専門コースには,講師と受講生の間で緊密な連絡がとれるようにコーディネータがつく。また、演習の理解を深めるためにチューターが補助する。 |
授業科目名 | エコツアー実習 |
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担当教員 | 本間航介(主任) |
コーディネーター | 井上由香 |
対象コース | エコツアーガイドコース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成23年10月〜平成24年9月 不定期 10:00〜16:00 ※講義日程は、天候などの事情により変更されることがある。 |
到達目標 | 大佐渡スギ天然林,トキ野生復帰コアエリアなど,佐渡で最も奥深いフィールドにおいて登山形式のエコツアーをガイドとして実施できるようになる。 |
授業概要 | 原生林やトキ野生復帰コアエリアなどにおいて,環境保全と利活用,客の安全確保の3点を高い次元でバランスさせながら,質の高い エコツアーを実施できるように体系的なトレーニングを行う。なお,エコツアーガイドコースは基礎講座と専門科目以外に,日本赤十字救急員資格取得を修了の必須条件とする。 |
授業計画 | 第1回 ガイドの心構えとコツ―秋の外海府ルート(本間航介)(10月18日) 第2回 秋の内海府ルート―北松ヶ崎(本間航介)(11月8日) 第3回 小佐渡:キセン城・生椿・清水平(本間航介)(11月15日) 第4回 鶴子銀山から金銀山近代化遺産を巡るコース(小澤三四郎(佐渡高等職業訓練校))(4月17日) 第5回 雪の演習林(本間航介)(5月8日) 第6回 春の内海府ルート―北松ヶ崎(崎尾 均)(5月29日) 第7回 外海府ルート(本間航介)(6月13日) 補講実習 インタープリテーションの技術ー千手杉コース(阿部晴恵)(7月24日) 第8回 千手杉コース(小原比呂志(屋久島野外活動総合センター))(9月17日) 期末試験 エコツアー総括・修了試験―内海府ルート(本間航介)(9月23日) ※講義順番は,講師都合により変更されることがあります。 |
科目修了の基準 | 出席状況(6回以上の出席)を50%,期末試験を50%とし,エコツアー演習との合計により年間の評価とする。 ※日本赤十字社救急法基礎講習・救急員講習の習得が別途必要。 ・エコツアーガイド日赤救命救急法基礎講習(2月18日) ・エコツアーガイド日赤救急救命員講習(2月19日、2月26日) |
参考図書 | |
その他特記事項 | 上記日程に加えて,5〜9月にツアーに同行する実習(見習い同行)が3日必要となる。 コーディネータのほかに,チューターが実習を補助する。 ※トキモニター・環境行政コース受講生の相乗りあり。 |
授業科目名 | 環境教育演習 |
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担当教員 | 大脇淳(主任) |
コーディネーター | 井上信夫 |
対象コース | 環境教育コース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成23年3月〜8月 毎月第3金曜日 18:30〜20:00 |
到達目標 | 生物の生態や調査方法といった野外実習に必要な基礎知識を学ぶと同時に,自らで環境教育プログラムを考えることで,佐渡に存在する多様な自然環境の素晴らしさを子供たちに伝える力を養う。 |
授業概要 | 受講生がどのような生物や環境(林か水田か海かなど)を扱いたいかを聞き,受講生の要望に合わせて講義をオーダーメードで作っていくと同時に,受講生自らも環境教育プログラムを作成する。 |
授業計画 | 第1回 環境教育の実例と受講生の要望~グループ分け(大脇淳)(3月16日) 第2回 生き物の調べ方(大脇淳)(4月20日) 第3~5回 受講生による環境教育プログラムの作成とその検討(大脇淳ほか)(5月18日、6月8日、7月20日) 第6回 修了実習(大脇淳)(8月18日) ※修了実習は環境教育実習と合同(9:00〜16:00) |
科目修了の基準 | 出席状況(最低4回)とレポート等を勘案して総合的に評価する。 |
参考図書 | |
その他特記事項 | 専門コースには,講師と受講生の間で緊密な連絡がとれるようにコーディネータがつく。また,複数のチューターがついて演習の理解および実習を補助する。 |
授業科目名 | 環境教育実習 |
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担当教員 | 大脇淳(主任) |
コーディネーター | 井上信夫 |
対象コース | 環境教育コース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成24年4月〜8月 毎月第3土曜日 10:00〜16:00 |
到達目標 | 自ら考えた環境教育プログラムに基づいて,生物の生態などを実際に野外で調査することによって,佐渡に存在する多様な自然環境の素晴らしさを子供たちに伝える実践力を養う。 |
授業概要 | 受講生が扱いたいテーマに基づいて,環境教育プログラムを実際に野外で実践し,受講生が環境教育のリーダーとなる力を養う。 |
授業計画 | 第1回 色々な生き物の調べ方(大脇 淳)(4月21日) 第2・4回 受講生の要望に沿った環境教育プログラムの実践と検討(大脇淳ほか)(5月19日、7月21日) 第3回 トキの餌場環境調査(永田尚志・大脇淳)(6月9日 トキ行動観察実習と合同授業) 第5回 修了実習(大脇淳)(8月18日) ※修了実習は環境教育演習と合同(9:00〜16:00) |
科目修了の基準 | 出席(最低4回)とレポート等を勘案して総合的に評価する。 |
参考図書 | |
その他特記事項 | 専門コースには,講師と受講生の間で緊密な連絡がとれるようにコーディネータがつく。また、複数のチューターがついて演習の理解および実習を補助する。 |
授業科目名 | 生物多様性政策分析演習 |
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担当教員 | 大脇淳(主任) |
コーディネーター | 斉藤英夫 |
対象コース | 環境行政コース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成23年11月〜平成24年8月 基本的には,期間中の講義開催月第3木曜日 15:30~17:00 |
到達目標 | 佐渡市の環境に関わる行政的な課題を理解し,分野横断的な施策を考えられる。 |
授業概要 | 環境行政を取り巻く国内・国際的な状況の把握,農業と環境を巡る様々な新規営農形態の発生,マスツアー型観光からエコツアーへのパラダイムシフトなど,環境関連行政のために必要な情報を分析すると共に,佐渡市の環境行政のあり方についてディスカッションを行う。 |
授業計画 | 第1回 よそ者から見た佐渡の魅力とその活用(大脇淳)(11月17日) 第2回 国と地域の生物多様性戦略の基本概念と関連法規(長田啓(環境省))――自然再生ゼミと合同講義(12月9日) 第3回 トキ政策~現状と問題点~(長田啓(環境省))――野生復帰ステーションで(1月19日) 中間プレゼン(大脇淳)(2月16日) 第4回 佐渡市の環境の現状とその特徴(関島恒夫)(3月15日) 第5回 GIAHS~必要な取り組み・活用・展望~(渡辺竜五(佐渡市農林水産課))(4月19日) 第6回 佐渡のトレッキングによる観光振興(本間航介)――エコツアーガイドコースと合同講義(5月17日) 第7回 佐渡の森林の問題点と活用~カーボンオフセットなど(米田和弘(新潟県県民生活・環境部環境企画課))(7月19日) 第8回 受講生による政策提案(修了試験)(9月20日) |
科目修了の基準 | 出席状況(6回以上)とレポートで勘案して評価する。 |
参考図書 | 適宜、紹介する。 |
その他特記事項 | 専門コースには,講師と受講生の間で緊密な連絡がとれるようにコーディネータがつく。 |
授業科目名 | 人材養成コーディネート実習 |
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担当教員 | 大脇淳(主任) |
コーディネーター | 斉藤英夫 |
対象コース | 環境行政コース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 佐渡市職員が担当する各コースの専門講座の時期と同様 |
到達目標 | 佐渡市の環境に関わる様々な行政的課題を理解する。 |
授業概要 | 特定の環境行政課題を担当する佐渡市職員が,各専門コースの演習・実習および他の関連コースの演習・実習に参加することで,専門的な知識と共に広い視野を養い,本事業で養成する環境職業人との交流を行い,現場での問題点や課題を詳細にピックアップすることを目的とする。 |
授業計画 | 自分が担当するコースの専門演習と実習にそれぞれ最低2回参加する。 また、他のコースの演習・実習のうち,関連のある演習か実習に1回参加する。 ・中間プレゼン(2月16日) |
科目修了の基準 | 出席状況とレポートを総合的に勘案して年間の評価とする。 |
参考図書 | |
その他特記事項 |
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