新潟大学

朱鷺の島
環境再生リーダー養成ユニット

 

学習計画(シラバス)

※このページの情報は第4期(平成25年10月〜平成26年9月)のものです。
(平成26年10月2日現在)

■目次
自然再生学概論 佐渡島フィールド実習 環境保全型農業演習
自然再生演習 自然再生農林業実習 トキ行動観察演習
トキ行動観察実習 エコツアー演習 エコツアー実習(ベーシック)
エコツアー実習(アドバンス) 環境教育演習 環境教育実習
生物多様性政策分析演習 人材養成コーディネート実習 里山体験ガイド実習
■自然再生学概論
授業科目名 自然再生学概論
担当教員 大脇 淳(主任)
対象コース 全てのコース
科目区分 基礎講座:共通科目
開講時期など 平成25年10月〜平成26年9月  基本的に毎月第4金曜日 18:30〜20:10
トキ交流会館大ホール
※講師の都合により、講義の順番や内容、日程を変更することがあります。
※他コースの専門講義を概論として解放する4回分は第4金曜日以外で開催する可能性があります
到達目標 佐渡島の自然再生を進めていくうえで必要な取り組みについて、各々の職業や立場から提言できる。
授業概要 "生物多様性"や"里地里山"をキーワードとする環境問題と社会問題を考察するうえで基盤となる知識を深め,佐渡島の抱える諸問題への応用を図る。
授業計画

第1回 森林の再生(金子洋平)※自然再生演習と合同(10月24日)
第2回 トキとはどんな鳥か?/放鳥トキの生活史(永田尚志)(11月15日)※トキ行動観察演習と合同
第3回 島の生態学(阿部晴恵)(12月27日)
第4回 文化生態学(山村則男)(1月31日)
第5回 GIAHS認定の経緯と今後の展望(渡辺竜五)(2月28日)
第6回 農地の生物多様性保全と自然再生(西川潮)(3月28日)
第7回 里山の景観構造と生物多様性(大脇 淳)(5月16日)※環境教育演習と合同
第8回 佐渡周辺の海の生物とその特徴(安東宏徳)(5月23日)
第9回 屋久島と佐渡のエコツアーの現状と課題(小原比呂志(屋久島野外活動総合センター))(6月16日)
第10回 ジオパーク(竹之内耕(糸魚川市フォッサマグナミュージアム)(9月5日)

その他特記事項 新潟大学および他大学・研究機関などから招聘する外部講師による最新の内容を講義します。
■佐渡島フィールド実習
授業科目名 佐渡島フィールド実習
担当教員 大脇 淳(主任)
対象コース 全てのコース
科目区分 基礎講座:共通科目
開講時期など 平成25年10月〜平成26年9月  基本的に土曜日 9:00〜16:00(詳細な日程は随時連絡)
到達目標 佐渡島の多様な自然を体験することで生物多様性を理解するとともに,各コースに必要な基礎知識を習得する。
授業概要 森林・河川・海など様々な環境に生息する生物群集,キノコや山菜などの環境資源利用,佐渡の地質や環境史を調査・体験することで,佐渡島の多様な自然環境の特徴や活用法を体験的に学ぶ。
授業計画 第1回 里山の樹木の多様性と見分け方(金子洋平)(10月20日)
第2回 菌類の多様性―キノコ採取と見分け方―(飯田喜作(新潟きのこ同好会))(10月26日)
第3回 鳥類の多様性(永田尚志)(1月11日)
第4回 山菜を食べる(大脇 淳)(4月29日)
第5回 新潟大演習林の植物観察(阿部晴恵)(5月10日)
第6回 田んぼの生きもの調査(大脇 淳)(5月31日)
第7回 渡りをするチョウ、アサギマダラ(大脇 淳)(6月7日)
第8回 岩礁海岸帯の生物多様性(安東宏徳・安房田智司)(7月5日)
第9回 外来生物の駆除―アメリカザリガニ―(満尾世志人)(8月23日)
第10回 佐渡ジオパーク―地形・地質多様性とその歴史―(竹之内耕(糸魚川市フォッサマグナミュージアム))(9月6日)
第11回 里山の草花の同定(大脇 淳)(9月13日)
第12回 外来生物の駆除ーブラックバスー(井上信夫・満尾世志人)(9月14日)
その他特記事項 講師の他に、チューターが同行して実習を補助します。授業計画以外にも、補講を実施することがあります。
■環境保全型農業演習
授業科目名 環境保全型農業演習
担当教員 伊藤亮司(主任),高橋能彦,元永佳孝
コーディネーター 堀井修
対象コース 自然再生農林業コース
科目区分 専門科目
開講時期など 平成25年10月〜平成26年9月
基本的に毎月第1金曜日 18:30〜20:00
※会場はJA羽茂を中心に開催
到達目標 メンバーの間で,佐渡の農業のこれからの展開方向についての一定の共通イメージが共有される。
授業概要 農業に関する特定のテーマについて、担当教員・コーディネーターの交通整理により参加者全体で討論を行う。
授業計画 第1回 柿とリンゴの現状と将来性(JA羽茂・佐々木五三郎)(10月4日)※第3期補講と合同授業
第2回 米の食味(大坪研一)(12月14日)
第3回 野菜とイチゴの現状と将来性(斎藤真一郎・稲辺嘉孝)(1月10日)
第4回 おけさ柿・ルレクチェ販売の現状と課題(高野仁・栗山和久(イーオングループ))(1月31日)
第5回 田んぼの土壌分析(高橋能彦)(4月4日)
第6回 田んぼと里山の接続(伊藤亮司・本間航介)(5月24日)※自然再生演習と合同
第7回 佐渡園芸の現状と課題(山本雅明(佐渡農林水産課))(8月8日)
その他特記事項 必要に応じて、外部講師を招いて技術課題・展開課題についての情報交換を行います。
■自然再生演習
授業科目名 自然再生演習
担当教員 本間航介(主任),大脇淳
コーディネーター 仲川純子
対象コース 自然再生農業コース
科目区分 専門科目
開講時期など 平成25年10月〜平成26年4月
基本的に毎月第2金曜日 18:30〜20:00
到達目標 メンバーの間で,佐渡の自然の現状やこれからの展開方向について、一定の共通イメージを構築する。
授業概要 里山生態系の特徴と里山を取り巻く諸問題,里山を構成する多様な水環境や雑木林の生物多様性を向上させるための修復技術を概説し,持続可能な里山環境を形成するための地域作りについて討論する。
授業計画 第1回 森林の再生(金子洋平)(10月24日)※自然再生学概論として他コースに解放
第2回 佐渡に関係する自然関連法規~希少種・外来種と関連して~(広野行男・川瀬翼(環境省))(11月8日)
第3回 田んぼの生き物を増やすには?(大石麻美(佐渡生きもの語り研究所)・小林頼太)(12月20日)
第4回 ビオトープ造成法、労働安全衛生法(本間航介)(1月9日)
第5回 田んぼと里山の接続(伊藤亮司・本間航介)(5月24日)※環境保全型農業演習と合同
その他特記事項 ※各自、刈払機安全講習・チェンソー伐木安全講習・小型車輛系建設機械安全講習の受講が必要です。
■自然再生農林業実習
授業科目名 自然再生農林業実習
担当教員 伊藤亮司(主任),本間航介,大脇淳
コーディネーター 堀井修、仲川純子
対象コース 自然再生農林業コース
科目区分 専門科目
開講時期など 平成25年11月〜平成26年8月
基本的に期間中の土曜日 9:00〜16:00(詳細な日程は随時連絡)
到達目標 農地を含めた里山の生物多様性やその創出機構、里山を取り巻く諸問題とその対処方法、里山の活用方法について、農業や自然再生の立場から幅広く考察し、里山の新たな可能性と展望を見出す。
授業概要 生物多様性や環境に配慮した農林業、里山に存在する様々な資源の利活用、里山の生物多様性の存在様式や維持機構について体験的に学習する。
授業計画 第1回 今年の柿生産結果とせん定(金子孝四郎(JA羽茂・柿剪定組合))※(2月1日)
第2回 木材のバイオマス利用に向けて(安藤卓也氏(佐渡島木質バイオマスフォーラム代表)、カルロス・エンヒケ・疋嶋・フラガ(佐渡バンブークラブ代表) 、髙野将記(佐渡市農林水産課))(3月1日)
第3回 イチゴの冬期管理(笠井正一)(3月7日)※
第4回 シイタケ生産の実際(本間航介)(4月24日)
第5回 マツタケ生産に向けたアカマツ林の管理(箕口秀夫)(4月26日)
第6回 野菜・イチゴの圃場見学と現地交流(斎藤真一郎(佐渡トキの田んぼを守る会)・稲辺嘉孝)(5月28日)※
第7回 竹ぼうき除草とフキ醗酵除草(斎藤真一郎(佐渡トキの田んぼを守る会)・山岸修)(未定)※
第8回 里山管理の実践(本間航介)(5月31日)
第9回 初夏の田んぼの生きもの調査への参加(6月8日)※
第10回 柿・リンゴ・西洋ナシの圃場見学と現地交流(鈴木規純(生産農家)・佐々木五三郎(JA羽茂))(7月4日)※
第11回 ナラ枯れの現状と森林管理(本間航介)(7月30日)
第12回 盛夏の田んぼの生きもの調査への参加(8月3日)※
第13回 重機を用いたビオトープ造成(本間航介)(9月5日)
※印の付いた実習は農業と、印のない実習は自然再生と関係が深い。
その他特記事項 農業系の実習は、上記以外にも、受講生の実践現場に講師が参加することによって、随時行います。これらの実習への参加も当実習の出席にカウントされます。
■トキ行動観察演習
授業科目名 トキ行動観察演習
担当教員 永田尚志(主任)
コーディネーター 土屋正起
対象コース トキモニターコース
科目区分 専門科目
開講時期など 平成25年10月〜平成26年3月  毎月第3金曜日 18:30〜20:00
(ただし、1月は第4金曜日、2月は第2金曜に実施する)
到達目標 トキのモニタリング手法について理解し、採餌行動の観察・簡単な処理ができることを目標とする。
授業概要 トキの生物学、行動観察手法について必要な生態学的知識を学んだ後でトキを野生復帰するのに必要となるモニタリングデータの収集方法および簡単なデータの処理法を学ぶ。
授業計画 第1回 鳥類の保全とトキの野生復帰(永田尚志)(10月18日)
第2回 トキとはどんな鳥か?/放鳥トキの生活史(永田尚志)(11月15日)※自然再生学概論として他コースに解放
第3回 放鳥トキが定着するには/トキの繁殖生態(永田尚志)(12月20日)
第4回 トキのモニタリングABC(永田尚志)(1月24日)
第5回 トキの採餌生態の調べ方(永田尚志)(2月14日)
第6回 トキの行動解析とデータ処理入門(永田尚志) (3月21日)
参考図書 テキストは使用せず,演習内容についてはプリントを配布する。
・鳥類生態学入門(築地書館)山岸哲編著
・トキの研究(新樹社)丁長青編著
※すべての参考図書は図書室で閲覧可能です。
その他特記事項 専門コースには、講師と受講生の間で緊密な連絡がとれるようにコーディネータがつきます。また、複数のチューターがついて演習の理解を補助します。
■トキ行動観察実習
授業科目名 トキ行動観察実習
担当教員 永田尚志(主任)
コーディネーター 土屋正起
対象コース トキモニターコース
科目区分 専門科目
開講時期など 平成26年1月〜6月
毎月第3土曜日 8:00〜15:00
(ただし、1月と3月は第4土曜日に実施。5月の時間は日の出〜12:00)
※トキの状況や気象条件などにより変更する場合があります。
到達目標 トキモニタリング専門家チームに参加し,トキを追跡し,野生復帰に必要なデータを主体的に収集できるようにする。
授業概要 トキの行動観察演習に基づき,毎回のテーマにしたがって実際に放鳥トキの生態を観察する。
授業計画

第1回 放鳥トキの行動観察I (機材の扱いと観察の基本)(永田尚志)(1月25日)
第2回 放鳥トキの行動観察II(個体識別のし方)(永田尚志)(2月15日)
第3回 放鳥トキの行動観察III(採餌行動の観察)(永田尚志)(3月22日)
第4回 放鳥トキの行動観察IV(個体追跡実習)(4月19日)(永田尚志)(4月19日)
第5回 放鳥トキの行動観察V(モニタリングの実地体験)(永田尚志)(5月17日)
第6回 トキの餌場環境の調査(永田尚志・大脇淳)(6月21日)※環境教育コースとの合同開催
※放鳥トキの状況によってメニューの順番変更もあります。

参考図書 ・鳥類生態学入門(築地書館)山岸哲編著
・トキの研究(新樹社)丁長青編著
※すべての参考図書は図書室で閲覧可能です。
その他特記事項 受講生2名に1名のチューターがついて、実習を補助します。
(第1回〜第5回実習のみ)
■エコツアー演習
授業科目名 エコツアー演習
担当教員 本間航介(主任)
コーディネーター 井上由香
対象コース エコツアーガイドコース(ベーシック・アドバンス)
科目区分 専門科目
開講時期など 平成25年10月〜平成26年9月  不定期 9:00〜17:00
※講義日程は、天候などにより変更されることがあります。
到達目標 大佐渡スギ天然林,トキ野生復帰コアエリアなど,佐渡で最も奥深いフィールドにおいて登山形式のエコツアーを実施するための安全管理上の基礎知識やツアー運営手法を習得する。
授業概要 原生林やトキ野生復帰コアエリアなどにおいて,環境保全と利活用,客の安全確保の3点を高い次元でバランスさせながら,質の高いエコツアーを実施できるように体系的なトレーニングを行う。なお,エコツアーガイドコースは基礎講座と専門科目以外に,日本赤十字救急員資格取得を修了の必須条件とする。
授業計画 第1回 フィールドにおけるリスク管理、保険知識および旅行業法など関連法規(本間航介)(12月10日)
第2回 地図・天気図・ロープワーク演習(本間航介)(1月8日)
第3回 「エコツーリズム推進法および関連法規」およびトキの里山・生椿実習(遠矢駿一郎(環境省佐渡自然保護官))(10月1日)
※講習順番は、都合により変更されることがあります。

日赤救急法基礎講習(日本赤十字社)(2月11日)
日赤救急員養成講習(日本赤十字社)(2月22日、23日)
参考図書 テキストとして日本生態学会野外安全管理委員会編「フィールド調査における安全管理」を使用する。
その他特記事項 ※上記日程とは別に、2月に日本赤十字救急員講習会を3日開講します。
※専門コースには、講師と受講生の間で緊密な連絡がとれるようにコーディネータがつきます。また、演習の理解を深めるためにチューターが補助します。
※参加できない受講生は後日のビデオ履修も可能です。
■エコツアー実習(ベーシック)
授業科目名 エコツアー実習(ベーシック)
担当教員 本間航介(主任)
コーディネーター 井上由香
対象コース エコツアーガイドコース(ベーシック)
科目区分 専門科目
開講時期など 平成25年10月〜平成26年9月  不定期 8:30〜17:00
※講義日程は、天候などの事情により変更されることがあります。
到達目標 大佐渡スギ天然林,トキ野生復帰コアエリアなど,佐渡で最も奥深いフィールドにおいて登山形式のエコツアーをガイドとして実施できるようになる。
授業概要 原生林やトキ野生復帰コアエリアなどにおいて,環境保全と利活用,客の安全確保の3点を高い次元でバランスさせながら,質の高い エコツアーを実施できるように体系的なトレーニングを行う。なお,エコツアーガイドコースは基礎講座と専門科目以外に,日本赤十字救急員資格取得を修了の必須条件とする。
授業計画 第1回 第1回 原生林と杉巨木群トレッキング 内海府コース(崎尾均)(10月23日)
第2回 原生林と杉巨木群トレッキング 外海府コース(本間航介)(10月29日)
第3回 トキの里山ハイキング キセン城~清水平コース(本間航介)(11月13日)
第4回 佐渡金銀山と大佐渡の森 鶴子~上相川(小澤三四郎(佐渡高等職業訓練校))(4月12日)
第5回 雪の演習林(本間航介)(5月8日)
第6回 春の内海府ルート(崎尾 均)(5月21日)
第7回 初夏のぶながひらルート(本間航介)(6月3日)
第8回 インタープリテーションの技術 千手杉(小原比呂志(屋久島野外活動総合センター))(6月16日)
第9回 千手杉ルートと大佐渡の地質(市橋弥生(佐渡市ジオパーク推進室))(8月25日)
第10回 ツアーの企画と運営(藤井慶輔(エコツーリズム・オーストラリア協会認定エコガイド 査定官))(9月16日)
期末試験 エコツアー総括・修了試験 (本間航介)

※講義順番は、講師都合により変更されることがあります。
※第4回以降は昨年度の内容で、今年度は変更の可能性あり。

日赤救急法基礎講習(日本赤十字社)(2月11日)
日赤救急員養成講習(日本赤十字社)(2月22日、23日)
その他特記事項 ガイド認定には講座修了に加えて、ツアーに見習い同行する実習(OJT)が3日必要となります。コーディネータのほかに、チューターが実習を補助します(環境行政コース受講生の参加有り。)
※日本赤十字社救急法基礎講習・救急員講習の習得が別途必要。

・エコツアーガイド日赤救命救急法基礎講習(2月 1日間)
・エコツアーガイド日赤救急救命員講習(2月 2日間)
■エコツアー実習(アドバンス)
授業科目名 エコツアー実習(アドバンス)
担当教員 本間航介(主任)
コーディネーター 井上由香
対象コース エコツアーガイドコース(アドバンス)
科目区分 専門科目
開講時期など 平成25年10月〜平成26年9月
到達目標 新潟大主催で本講習が行われる以前に佐渡エコツアーガイド資格を取得して実務にあたってきた者を対象に、大佐渡スギ天然林やトキ野生復帰コアエリアなどでの案内を、より総合的な視点から行えるようにする。
授業概要 原生林やトキ野生復帰コアエリアなどにおいて、環境保全と利活用、客の安全確保の3点を高い次元でバランスさせながら、質の高い エコツアーを実施するにあたり、ベーシックコースには含まれない佐渡島外での実習を行うことで経験の幅を広める。
授業計画

第1回 「石名天然杉遊歩道と檀特山・石名清水寺」(本間航介) (11月9日)
第2回 「日本海側ブナ林と太平洋側ブナ林の推移」【群馬・谷川岳】(本間航介)(6月28日〜29日)
第3回 「太平洋側ブナ林の多様性〜太平洋側の植生の違い、およびシカなどの被食圧の状況把握」【埼玉・奥秩父】(崎尾均・本間航介)(8月予定)
第4回 「日本海側天然杉の比較対象としてのタテヤマスギおよび本土側の高山帯植生」【富山・立山】(本間航介)(7月19日〜21日)
第5回 【長野・軽井沢方面】(本間航介)(8月30日〜31日)

※講義順番は,都合により変更されることがあります。
※第2回、第3回は昨年度の内容で、今年度は変更の可能性があります。

その他特記事項 アドバンスコース実習にかかる旅費は受講生負担です。
行程によって、途中参加・途中退出は可能です。
■環境教育演習
授業科目名 環境教育演習
担当教員 大脇淳(主任)
コーディネーター 井上信夫
対象コース 環境教育コース
科目区分 専門科目
開講時期など 平成25年3月〜8月  毎月第3金曜日  18:30〜20:00
到達目標 生物の生態や調査方法といった野外実習に必要な基礎知識を学ぶと同時に,自らで環境教育プログラムを考えることで,佐渡に存在する多様な自然環境の素晴らしさを子供たちに伝える力を養う。
授業概要 受講生がどのような生物や環境(林か水田か海かなど)を扱いたいかを聞き,受講生の要望に合わせて講義をオーダーメードで作っていくと同時に,受講生自らも環境教育プログラムを作成する。
授業計画 第1回 環境教育の実例と受講生の要望(大脇淳)(3月20日)
第2回 冬~春に観察できる動植物(大脇淳)(4月18日)
第3回 里山の景観構造と生物多様性(大脇淳)(5月16日)※自然再生学概論として他コースに解)
第4回 トキの採餌行動と採餌環境の生物(大脇淳・永田尚志)(6月20日)
第5回 佐渡島の淡水魚介類(井上信夫)(7月18日)
第6回 修了試験(大脇淳)(8月8日)

※受講生の要望により、内容を変更する可能性があります。
その他特記事項 専門コースには,講師と受講生の間で緊密な連絡がとれるようにコーディネータがつきます。また,複数のチューターがついて演習の理解および実習を補助します。
■環境教育実習
授業科目名 環境教育実習
担当教員 大脇淳(主任)
コーディネーター 井上信夫
対象コース 環境教育コース
科目区分 専門科目
開講時期など 平成26年4月〜8月  毎月第3土曜日  9:00〜16:00
到達目標 それぞれの季節で適切な材料を選び、生物の生態などを実際に野外で調査することによって、佐渡に存在する多様な自然環境の素晴らしさを子供たちに伝える実践力を養う。
授業概要 里山周辺を主要フィールドとして、環境教育プログラムを実際に野外で実践し、受講生が環境教育のリーダーとなる力を養う。
授業計画 第1回 春に観察できる動植物(大脇淳)(4月19日)
第2回 里山の水辺、畑、林の生物たち(大脇淳)(5月17日)
第3回 トキの餌場環境の調査(永田尚志・大脇淳)(6月21日)※トキモニターコースと合同開催
第4回 受講生による環境教育プログラムの実施(大脇淳ほか)(7月19日)
第5回 修了試験(大脇淳)(8月23日)
その他特記事項 専門コースには,講師と受講生の間で緊密な連絡がとれるようにコーディネータがつきます。また、複数のチューターがついて演習の理解および実習を補助します。
■生物多様性政策分析演習
授業科目名 生物多様性政策分析演習
担当教員 (主任)
コーディネーター 斎藤英夫
対象コース 環境行政コース
科目区分 専門科目
開講時期など 平成25年11月〜平成26年8月
基本的に毎月第3木曜日 15:30~17:00
到達目標 佐渡市の環境とその周辺領域の課題を多面的な視点から把握・分析した上で、環境関連事業の立ち上げや修了生の活躍場所の確保等の課題対応に向けた有効な施策を立案する。
授業概要 佐渡市職員が知っておきべき基礎的知識に関する講義に加えて、援農体制の構築や里山ガイドについて、修了生の活用を念頭に関係機関・団体などとともに協議・検討する。
授業計画 第1回 佐渡の魅力・課題と本コースの目的(大脇淳)(10月17日)
第2回 援農希望者受入体制構築に関する検討1(鈴村源太郎他)(11月10日)
第3回 トキ政策の現状、課題と今後の展望(環境省)(12月19日)
第4回 受講生による発表~現在の業務と本事業との関連~(1月16日)
第5回 援農希望者受入体制構築に関する検討2(大脇淳)(2月20日)
第6回 援農希望者受入体制構築に関する検討3(大脇淳)(3月27日)
第7回 援農希望者受入体制構築に関する検討4(大脇淳)(4月22日)
第8回 里山ガイドの育成とその活用手法の検討1(大脇淳)(5月15日)
第9回 環境に配慮した鉱山経営について(永松武彦(株式会社ゴールデン佐渡))(6月19日)
第10回 地方行政と大学との連携 珠洲市の事例(金田直之(珠洲市企画財政課))(7月23日)
第11回 受講生による政策提案(修了試験)(10月1日)

※講義の順番は変わることがあります。
その他特記事項 関係機関・団体、行政コースおよび他コースの修了生は、テーマ・議題を踏まえて出席して頂きます。
■人材養成コーディネート実習
授業科目名 人材養成コーディネート実習
担当教員 大脇淳(主任)
コーディネーター 斎藤英夫
対象コース 環境行政コース
科目区分 専門科目
開講時期など 佐渡市職員が担当する各コースの専門講座の時期と同様
到達目標 佐渡市の環境に関わる様々な行政的課題を理解する。
授業概要 特定の環境行政課題を担当する佐渡市職員が,各専門コースの演習・実習および他の関連コースの演習・実習に参加することで,専門的な知識と共に広い視野を養い,本事業で養成する環境職業人との交流を行い,現場での問題点や課題を詳細にピックアップすることを目的とする。
授業計画 自分が担当するコースの専門の演習と実習に合計5回参加する。
ただし、他のコースの演習・実習にも興味のある者は、そのうち1~2回は他コースの演習や実習に参加してもよい。
その他特記事項
■里山体験ガイド実習
授業科目名 里山体験ガイド実習
担当教員 大脇淳(主任)
コーディネーター 仲川純子,井上信夫
対象コース 全コース修了生
科目区分 フォローアップ実習
開講時期など 平成26年4月~7月 期間中の毎月第3金曜日 10:00~15:00
※フィールドはトキの森公園周辺の里山で行う。
※開催日、開催回数は随時連絡する。月1~2回の開催予定。
到達目標 島外の修学旅行生や島内の小中高生を対象に、身近な里山をフィールドとして約2時間のガイドを実施する能力を身に付ける。
授業概要 トキの森公園周辺の里山をフィールドとして、それぞれの季節でどんな里山体験プログラムを組めば良いか、生物の観察・採集を通じて考える。また、里山の利用の歴史や里山景観の特徴と観察された生物を関連づけることによって、トキの生息やGIAHSなどへとつなげる。
授業計画 第1回 4月の生物から見る里山の景観構造の効果(大脇淳)(4月18日)
第2回 5月の里山の生き物体験プログラムの作成(大脇淳)(5月16日)
第3回 6月の里山の生き物体験プログラムの作成(大脇淳)(6月20日)
第4回 7月の里山の生き物体験プログラムの作成(大脇淳)(7月18日)
第5回 佐渡市における修学旅行の体験学習について(大脇淳)(8月4日)
第6回 今年の状況の総括、今後の展望(大脇淳)(9月26日)
その他特記事項  

▲TOP


Copyright(C) 2008-2017 Niigata University,All Rights Reserved.