※このページの情報は第3期(平成24年10月〜平成25年9月)のものです。
(平成25年9月19日現在)
自然再生学概論 | 佐渡島フィールド実習 | 環境保全型農業演習 |
自然再生演習 | 自然再生農林業実習 | トキ行動観察演習 |
トキ行動観察実習 | エコツアー演習 | エコツアー実習(ベーシック) |
エコツアー実習(アドバンス) | 環境教育演習 | 環境教育実習 |
生物多様性政策分析演習 | 人材養成コーディネート実習 |
授業科目名 | 自然再生学概論 |
---|---|
担当教員 | 西川潮(主任) |
対象コース | 全てのコース |
科目区分 | 基礎講座:共通科目 |
開講時期など | 平成24年10月〜平成25年9月 毎月第4金曜日 18:30〜20:10 トキ交流会館大ホール ※講師の都合により、講義の順番や内容、日程を変更することがあります。 ※市民環境大学と合同の第1回と2回の講義は、「トキのむら元気館」で開催します。 |
到達目標 | 佐渡島の自然再生を進めていくうえで必要な取り組みについて、各々の職業や立場から提言できる。 |
授業概要 | "生物多様性"や"里地里山"をキーワードとする環境問題と社会問題を考察するうえで基盤となる知識を深め,佐渡島の抱える諸問題への応用を図る。 |
授業計画 |
第1回 農地の生物多様性保全と自然再生(西川潮)(10月26日)※市民環境大学と合同開催 第2回 生きものをシンボルとした農業振興のあり方 (桑原考史)(11月30日)※市民環境大学と合同開催 第3回 文化生態学(山村則男)(12月14日) 第4回 森林の再生(金子洋平)(1月25日) 第5回 JSTシンポジウム(2月24日) 第6回 生物多様性の経済学(柘植隆宏)(3月22日) 第7回 古今東西-生物多様性と裁判(及川敬貴)(4月26日) 第8回 島の生態学(阿部晴恵)(5月10日) 第9回 環境保全と食料消費(氏家清和(筑波大学))(6月28日) 第10回 海洋生物の多様性と生理生態学(安東宏徳)(7月26日) 第11回 侵入生物学(西川潮)(8月23日) 第12回 佐渡島の生い立ち−生態・歴史・文化の土台−(竹之内耕)(9月27日) |
その他特記事項 | 新潟大学および他大学・研究機関などから招聘する外部講師による最新の内容を講義します。 |
授業科目名 | 佐渡島フィールド実習 |
---|---|
担当教員 | 金子洋平(主任) |
対象コース | 全てのコース |
科目区分 | 基礎講座:共通科目 |
開講時期など | 平成24年10月〜平成25年9月 下記の日程 9:00〜16:00(日程、時間は変更することがあります) |
到達目標 | 佐渡島の多様な自然を体験することで生物多様性を理解するとともに,各コースに必要な基礎知識を習得する。 |
授業概要 | 森林・河川・海など様々な環境に生息する生物群集,キノコや山菜などの環境資源利用,佐渡の地質や環境史を調査・体験することで,佐渡島の多様な自然環境の特徴や活用法を体験的に学ぶ。 |
授業計画 | 第1回 菌類の多様性―キノコ採取と見分け方―(飯田喜作(新潟きのこ同好会))(10月27日) 第2回 外来生物の駆除―アメリカザリガニ―(>金子洋平・小林頼太)(11月3日) 第3回 環境保全型農業の担い手聞き取り(桑原考史)(12月1日) 第4回 鳥類の多様性(永田尚志)(2月17日) 第5回 山菜を食べる(大脇 淳・>金子洋平)(4月28日) 第6回 春の大佐渡トレッキング(阿部晴恵)(5月11日) 第7回 田んぼの生きもの調査(西川潮)(5月26日) 第8回 渡りをするチョウ、アサギマダラ(大脇 淳・金子洋平)(6月8日) 第9回 岩礁海岸帯の生物多様性(野崎眞澄・安東宏徳・安房田智司(自然科学系理学部))(7月13日) 第10回 里山の樹木の多様性と見分け方(金子洋平)(7月27日) 補 講 外来生物の駆除―アメリカザリガニ―(西川潮)(8月24日) 補 講 渡りをするチョウ、アサギマダラin夏(大脇 淳)(9月6日) 第11回 里山の草花の同定(大脇 淳)(9月14日) 第12回 佐渡ジオパーク―地形・地質多様性とその歴史―(小林巖雄・竹之内耕(フォッサマグナミュージアム))(9月28日) 第13回 ため池における外来魚の駆除(井上信夫)(10月19日) *合計3コマ選択制 |
その他特記事項 | 講師の他に、チューターが同行して実習を補助します。授業計画以外にも、補講を実施することがあります。 |
授業科目名 | 環境保全型農業演習 |
---|---|
担当教員 | 伊藤亮司(主任),桑原考史,高橋能彦,元永佳孝 |
コーディネーター | 堀井修 |
対象コース | 自然再生農林業コース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成24年11月〜平成25年8月(ただし5月を除く) 毎月第1金曜日 18:30〜20:00, および1月、4月、8月の第1土曜日 時間未定(合計12回) |
到達目標 | メンバーの間で,佐渡の農業のこれからの展開方向についての一定の共通イメージが共有される。 |
授業概要 | 農業に関する特定のテーマについて、担当教員・コーディネーターの交通整理により参加者全体で討論を行う。 |
授業計画 | 第1回 除草体系を考える(伊藤亮司・斎藤真一郎(佐渡トキの田んぼを守る会))(11月9日) 第2回 フキ除草の実態(北野源栄(農家(野浦G))(12月7日) 第3回 除草方法の総合検討(斎藤真一郎・北野源栄・岩石真嗣(自然農法国際研究開発センター))(1月11日) 第4回 生き物調査 今までの結果から(本多(JA佐渡営農事業部))(2月1日) 第5回 田んぼの生きもの調査(佐々木邦基(佐渡生きもの語り研究所))(3月1日) 第6回 特別講座:日本の農業のあり方(梶井功(東京農業大学元学長))(3月2日) 第7回 合同演習~改めて「生物多様性と農林業」を考える-佐渡における次の一歩とは-(伊藤亮司・本間航介・大脇淳)※自然再生演習と合同演習(4月5日) 第8回 土壌学(高橋能彦)(4月6日) 第9回 これからの佐渡農業を考える(藤巻伸一(農業改良普及センター企画課長))(6月9日) 第10回 佐渡農業の行方(渡邊竜五(佐渡市農林水産課長))(7月5日) 第11回 調査結果に基づいた穂肥直前の生育診断(田茂茂郷(新潟県普及センター))(7月6日) 第12回 GIAHSを踏まえた佐渡農業の今後の課題(6〜8月) |
その他特記事項 | 必要に応じて、外部講師を招いて技術課題・展開課題についての情報交換を行います。 |
授業科目名 | 自然再生演習 |
---|---|
担当教員 | 小林頼太(主任),本間航介,大脇淳 |
コーディネーター | 仲川純子 |
対象コース | 自然再生農業コース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成24年11月〜平成25年4月(3月を除く) 毎月第2金曜日 18:30〜20:00 |
到達目標 | メンバーの間で,佐渡の自然の現状やこれからの展開方向について、一定の共通イメージを構築する。 |
授業概要 | 里山生態系の特徴と里山を取り巻く諸問題,里山を構成する多様な水環境や雑木林の生物多様性を向上させるための修復技術を概説し,持続可能な里山環境を形成するための地域作りについて討論する。 |
授業計画 | 第1回 里山の景観構造と生物多様性(大脇淳・小林頼太)(11月8日) 第2回 佐渡に関係する自然関連法規~希少種・外来種と関連して~(長田啓(環境省))(12月6日) 第3回 里山林・竹林の利用の変遷とその維持管理(箕口秀夫)(1月11日) 第4回 ビオトープ造成法、労働安全衛生法(本間航介)(2月18日) 第5回 合同演習~改めて「生物多様性と農林業」を考える-佐渡における次の一歩とは-(伊藤亮司・本間航介・大脇淳)※環境保全型農業演習と合同演習(4月5日) |
その他特記事項 | ※各自、刈払機安全講習・チェンソー伐木安全講習・小型車輛系建設機械安全講習の受講が必要です。 |
授業科目名 | 自然再生農林業実習 |
---|---|
担当教員 | 伊藤亮司(主任)・小林頼太(主任)・桑原考史・本間航介・大脇淳 |
コーディネーター | 堀井修、仲川純子 |
対象コース | 自然再生農林業コース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成25年1月〜8月画の部分の授業計に記述してある日(主に土曜日) 9:00〜16:00 |
到達目標 | 農地を含めた里山の生物多様性やその創出機構、里山を取り巻く諸問題とその対処方法、里山の活用方法について、農業や自然再生の立場から幅広く考察し、里山の新たな可能性と展望を見出す。 |
授業概要 | 生物多様性や環境に配慮した農林業、里山に存在する様々な資源の利活用、里山の生物多様性の存在様式や維持機構について体験的に学習する。 |
授業計画 | 第1回 木材のバイオマス利用に向けて(カルロス・エンヒケ・ヒキシマ・フラガ(バンブークラブ)・安藤卓也(佐渡緑のリサイクルセンター))・本間航介(1月19日) 第2回 水田の土壌調査(高橋能彦)※(4月6日) 第3回 シイタケ生産の実際(本間航介)(4月25日) 第4回 マツタケ生産に向けたアカマツ林の管理(箕口秀夫)(4月27日) 第5回 ナラ枯れ対策と里山管理(本間航介・金子洋平)(5月20日) 第6回 竹ぼうき除草機とフキ醗酵除草剤の利用による除草(斎藤真一郎(佐渡トキの田んぼを守る会)・北野源栄(野浦G))※(5月26日) 第7回 水田の生物調査と水田環境(伊藤亮司・大脇淳)(6月9日) 第8回 イネの生育診断(田辺茂郷(新潟県普及センター))※(7月6日) 第9回 重機を用いたビオトープ造成(本間航介・金子洋平)(8月25日) ※印の付いた実習は農業と、印のない実習は自然再生と関係が深い。 |
その他特記事項 | 農業系の実習は、上記以外にも、受講生の実践現場に講師が参加することによって、随時行います。これらの実習への参加も当実習の出席にカウントされます。 |
授業科目名 | トキ行動観察演習 |
---|---|
担当教員 | 永田尚志(主任) |
コーディネーター | 土屋正起 |
対象コース | トキモニターコース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成24年10月〜平成25年3月 毎月第3金曜日 18:30〜20:00 (但し、初回は10月17日(水)に開講予定) |
到達目標 | トキのモニタリング手法について理解し、採餌行動の観察・簡単な処理ができることを目標とする。 |
授業概要 | トキの生物学、行動観察手法について必要な生態学的知識を学んだ後でトキを野生復帰するのに必要となるモニタリングデータの収集方法および簡単なデータの処理法を学ぶ。 |
授業計画 | 第1回 鳥類保全生物学入門/トキの野生復帰とは(永田尚志)(10月17日) 第2回 トキとはどんな鳥か?/放鳥トキの生活史(永田尚志)(11月16日) 第3回 放鳥トキが定着するには/トキの繁殖生態(永田尚志)(12月21日) 第4回 トキのモニタリングABC(永田尚志)(1月18日) 第5回 トキの生態を調べる:採餌行動(永田尚志)(2月15日) 第6回 トキの採餌データ処理入門(永田尚志)(3月22日) |
参考図書 | テキストは使用せず,演習内容についてはプリントを配布する。 ・鳥類生態学入門(築地書館)山岸哲編著 ・トキの研究(新樹社)丁長青編著 ※すべての参考図書は図書室で閲覧可能です。 |
その他特記事項 | 専門コースには、講師と受講生の間で緊密な連絡がとれるようにコーディネータがつきます。また、複数のチューターがついて演習の理解を補助します。 |
授業科目名 | トキ行動観察実習 |
---|---|
担当教員 | 永田尚志(主任) |
コーディネーター | 土屋正起 |
対象コース | トキモニターコース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成25年1月〜6月 毎月第3土曜日 8:00〜15:00(ただし、第5回は 日の出〜12:00) ※トキの状況や気象条件などにより変更する場合があります。 |
到達目標 | トキモニタリング専門家チームに参加し,トキを追跡し,野生復帰に必要なデータを主体的に収集できるようにする。 |
授業概要 | トキの行動観察演習に基づき,毎回のテーマにしたがって実際に放鳥トキの生態を観察する。 |
授業計画 | 第1回 放鳥トキの行動観察I (機材の扱いと観察の基本)(永田尚志)(1月19日) 第2回 放鳥トキの行動観察II(個体識別のし方)(永田尚志)(2月16日) 第3回 放鳥トキの行動観察III(採餌行動の観察)(永田尚志)(3月23日) 第4回 放鳥トキの行動観察IV(個体追跡実習)(永田尚志)(4月20日) 第5回 放鳥トキの行動観察V(モニタリングの実地体験)(永田尚志)(5月18日) 第6回 トキの餌場環境の調査(合同実習)(永田尚志・大脇淳)(6月15日) ※放鳥トキの状況によってメニューの順番変更もあります。 |
参考図書 | ・鳥類生態学入門(築地書館)山岸哲編著 ・トキの研究(新樹社)丁長青編著 ※すべての参考図書は図書室で閲覧可能です。 |
その他特記事項 | 受講生2名に1名のチューターがついて、実習を補助します。 (第1回〜第5回実習のみ) |
授業科目名 | エコツアー演習 |
---|---|
担当教員 | 本間航介(主任) |
コーディネーター | 井上由香 |
対象コース | エコツアーガイドコース(ベーシック・アドバンス) |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成24年10月〜平成25年9月 不定期 9:00〜17:00 ※講義日程は、天候などにより変更されることがあります。 |
到達目標 | 大佐渡スギ天然林,トキ野生復帰コアエリアなど,佐渡で最も奥深いフィールドにおいて登山形式のエコツアーを実施するための安全管理上の基礎知識やツアー運営手法を習得する。 |
授業概要 | 原生林やトキ野生復帰コアエリアなどにおいて,環境保全と利活用,客の安全確保の3点を高い次元でバランスさせながら,質の高いエコツアーを実施できるように体系的なトレーニングを行う。なお,エコツアーガイドコースは基礎講座と専門科目以外に,日本赤十字救急員資格取得を修了の必須条件とする。 |
授業計画 | 第1回 フィールドにおけるリスク管理、保険知識および旅行業法など
関連法規(本間航介)(12月11日) 第2回 地図・天気図・ロープワーク演習(本間航介)(1月8日) 第3回 ツアーの企画と運営(藤井慶輔(エコツーリズム・オーストラリア 協会認定エコガイド/査定官))(3月16日) ※講習順番は、都合により変更されることがあります。 |
参考図書 | テキストとして日本生態学会野外安全管理委員会編「フィールド調査における安全管理」を使用する。 |
その他特記事項 | ※上記日程とは別に、2月に日本赤十字救急員講習会を3日開講します。 ※専門コースには、講師と受講生の間で緊密な連絡がとれるようにコーディネータがつきます。また、演習の理解を深めるためにチューターが補助します。 ※参加できない受講生は後日のビデオ履修も可能です。 |
授業科目名 | エコツアー実習(ベーシック) |
---|---|
担当教員 | 本間航介(主任) |
コーディネーター | 井上由香 |
対象コース | エコツアーガイドコース(ベーシック) |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成24年10月〜平成25年9月 不定期 8:30〜17:00 ※講義日程は、天候などの事情により変更されることがあります。 |
到達目標 | 大佐渡スギ天然林,トキ野生復帰コアエリアなど,佐渡で最も奥深いフィールドにおいて登山形式のエコツアーをガイドとして実施できるようになる。 |
授業概要 | 原生林やトキ野生復帰コアエリアなどにおいて,環境保全と利活用,客の安全確保の3点を高い次元でバランスさせながら,質の高い エコツアーを実施できるように体系的なトレーニングを行う。なお,エコツアーガイドコースは基礎講座と専門科目以外に,日本赤十字救急員資格取得を修了の必須条件とする。 |
授業計画 | 第1回 ガイドの心構え―秋の外海府ルート(本間航介)(10月18日) 第2回 秋の内海府ルート(本間航介)(10月31日) 第3回 佐渡島の概要およびトキと暮らした里山の自然環境 小佐渡:キセン城・生椿・清水平(本間航介)(11月8日) 第4回 鶴佐渡金銀山と大佐渡の森 鶴子~上相川(小澤三四郎(佐渡高等職業訓練校))(4月中旬) 第5回 雪の演習林(本間航介)(5月8日) 第6回 春の内海府ルート(崎尾 均)(5月22日) 第7回 初夏の外海府ルート(本間航介)(6月5日) 第8回 インタープリテーションの技術 千手杉(小原比呂志(屋久島野外活動総合センター))(6月26日) 第9回 エコツーリズム推進法および全国事例 トキと暮らした里山の自然環境 小佐渡:生椿(高野毅(生椿の自然を守る会)・川瀬翼(環境省))(9月4日) 第10回 千手杉ルートと大佐渡の地質(市橋弥生)(未定) 期末試験 エコツアー総括・修了試験 (本間航介)(9月23日) ※講義順番は,講師都合により変更されることがあります。 |
その他特記事項 | ガイド認定には講座修了に加えて、ツアーに見習い同行する実習(OJT)が3日必要となります。コーディネータのほかに、チューターが実習を補助します(環境行政コース受講生の参加有り。) ※日本赤十字社救急法基礎講習・救急員講習の習得が別途必要。 ・エコツアーガイド日赤救命救急法基礎講習(2月 1日間) ・エコツアーガイド日赤救急救命員講習(2月 2日間) |
授業科目名 | エコツアー実習(アドバンス) |
---|---|
担当教員 | 本間航介(主任) |
コーディネーター | 井上由香 |
対象コース | エコツアーガイドコース(アドバンス) |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成25年6月〜9月 |
到達目標 | 新潟大主催で本講習が行われる以前に佐渡エコツアーガイド資格を取得して実務にあたってきた者を対象に、大佐渡スギ天然林やトキ野生復帰コアエリアなどでの案内を、より総合的な視点から行えるようにする。 |
授業概要 | 原生林やトキ野生復帰コアエリアなどにおいて、環境保全と利活用、客の安全確保の3点を高い次元でバランスさせながら、質の高い エコツアーを実施するにあたり、ベーシックコースには含まれない佐渡島外での実習を行うことで経験の幅を広める。 |
授業計画 | 第1回 「新潟県県有林と新潟大演習林の杉天然林の相違」 佐渡・ドンデン山~石名天然杉(11月7日) 第2回 日本海側ブナ林と太平洋側ブナ林の推移」 群馬・谷川岳(6月29〜30日 1泊2日) 第3回 日本海側天然杉の比較対象としてのタテヤマスギおよび本土側の高山帯植生」 富山・立山(7月13日〜15日 2泊3日) 第4回 「太平洋側ブナ林の多様性」 神奈川・丹沢~埼玉・奥秩父(9月21日〜22日 1泊2日) ※講義順番は,都合により変更されることがあります。 |
その他特記事項 | アドバンスコース実習にかかる旅費は受講生負担です。 行程によって、途中参加・途中退出は可能です。 |
授業科目名 | 環境教育演習 |
---|---|
担当教員 | 大脇淳(主任) |
コーディネーター | 井上信夫 |
対象コース | 環境教育コース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成25年3月〜8月 毎月第3金曜日 18:30〜20:00 |
到達目標 | 生物の生態や調査方法といった野外実習に必要な基礎知識を学ぶと同時に,自らで環境教育プログラムを考えることで,佐渡に存在する多様な自然環境の素晴らしさを子供たちに伝える力を養う。 |
授業概要 | 受講生がどのような生物や環境(林か水田か海かなど)を扱いたいかを聞き,受講生の要望に合わせて講義をオーダーメードで作っていくと同時に,受講生自らも環境教育プログラムを作成する。 |
授業計画 | 第1回 環境教育の実例と受講生の要望~グループ分け(大脇淳)(3月15日
) 第2回 生き物の調べ方(大脇淳)(4月19日) 第3回 受講生による環境教育プログラムの作成とその検討(大脇淳ほか)(5月17日) 第4回 受講生による環境教育プログラムの作成とその検討(大脇淳ほか)(6月14日) 第6回 修了実習 |
その他特記事項 | 専門コースには,講師と受講生の間で緊密な連絡がとれるようにコーディネータがつく。また,複数のチューターがついて演習の理解および実習を補助します。 |
授業科目名 | 環境教育実習 |
---|---|
担当教員 | 大脇淳(主任) |
コーディネーター | 井上信夫 |
対象コース | 環境教育コース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成25年4月〜8月 毎月第3土曜日 9:00〜16:00 |
到達目標 | 自ら考えた環境教育プログラムに基づいて,生物の生態などを実際に野外で調査することによって,佐渡に存在する多様な自然環境の素晴らしさを子供たちに伝える実践力を養う。 |
授業概要 | 受講生が扱いたいテーマに基づいて,環境教育プログラムを実際に野外で実践し,受講生が環境教育のリーダーとなる力を養う。 |
授業計画 | 第1回 色々な生き物の調べ方(大脇 淳)(4月20日) 第2回 受講生の要望に沿った環境教育プログラムの実践と検討(大脇淳ほか)(5月18日) 第3回 トキの餌場環境の調査(合同実習)(6月15日)(永田尚志・大脇淳) 第4回 受講生の要望に沿った環境教育プログラムの実践と検討(大脇淳ほか) 第5回 修了実習(大脇淳)(8月10・25日) 第6回 佐渡でよくみられる生きものとその同定方法(大脇淳)(8月9日) |
その他特記事項 | 専門コースには,講師と受講生の間で緊密な連絡がとれるようにコーディネータがつく。また、複数のチューターがついて演習の理解および実習を補助します。 |
授業科目名 | 生物多様性政策分析演習 |
---|---|
担当教員 | 大脇淳(主任) |
コーディネーター | 斎藤英夫 |
対象コース | 環境行政コース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 平成24年11月〜平成25年8月 基本的には,期間中の講義開催月第3木曜日 15:30~17:00 |
到達目標 | 佐渡市の環境とその周辺領域の課題を多面的な視点から把握・分析した上で、環境関連事業の立ち上げや修了生の活躍場所の確保等の課題対応に向けた有効な施策を立案する。 |
授業概要 | 関係機関・団体、行政コース修了生との有機的な連携を図りつつ、佐渡の自然再生と地域活性化のための連略的な推進について協議・検討する。 |
授業計画 | ●共通課題(案) 「GIAHS」、「自然再生や農林水産業を活用した体験型観光」、「野生トキ等の観光資源化」 等。 ●運営 第1回 施策課題とコース運営に関する協議・討論(佐渡市課長他)(11月1日) 【第2回〜第9回 第1~2回の議論に基づいて、特定のテーマに絞って講義・討論を実施する(前半1時間は講義、後半1時間は討論の予定)。下記はテーマ案だが、順番や内容は第1~2回の協議に基づいて決定する(開催日:11月22日, 12月20日, 1月17日, 2月14日, 3月21日, 4月18日, 5月16日, 6月20日)。 ・トキに関係する様々な認定制度と野生トキ観察ツアーへ向けた課題整理 ・寄附講座の成果を踏まえたトキ認証米制度の成果と課題 ・GIAHS認定の経緯とその活用 ・農業やトキを活用した体験受入、ワーキングホリデー ・トキの営巣木整備やナラ林、マツ林利用と関連した森林管理 ・離島における構造改革特区を活用した佐渡の振興 他】 第2回 よそ者から見た佐渡の魅力とその活用・離島における構造改革特区制度の活用(>大脇淳・中村長生(第1期修了生))(11月22日) 第3回 国と地域の生物多様性戦略の基本概念と関連法規(長田啓(環境省))(12月20日) 第4回 受講生による発表(大脇淳)(1月17日) 第5回 体験受け入れによる地域活性化〜GIHASを活用して〜(桑原考史)(2月14日) 第6回 野生トキを活用した観光の現状・問題点と今後の展望(長田啓・永田尚志・桑原考史)(3月21日) 第7回 佐渡産品の6次産業化(4月18日) 第8回 ワーキングホリデーの検討(鈴村源太郎(東京農業大学)・ほか学生3名)(5月16日) 第9回 タイトル未定(小路晋作(金沢大学))(6月20日) 第10回 受講生による政策提案(修了試験)(大脇淳)(9月18日) 第10回 受講生による政策提案(修了試験)(大脇淳)(9月25日) |
その他特記事項 | 関係機関・団体、行政コースおよび他コースの修了生は、テーマ・議題を踏まえて出席して頂きます。 |
授業科目名 | 人材養成コーディネート実習 |
---|---|
担当教員 | 大脇淳(主任) |
コーディネーター | 斎藤英夫 |
対象コース | 環境行政コース |
科目区分 | 専門科目 |
開講時期など | 佐渡市職員が担当する各コースの専門講座の時期と同様 |
到達目標 | 佐渡市の環境に関わる様々な行政的課題を理解する。 |
授業概要 | 特定の環境行政課題を担当する佐渡市職員が,各専門コースの演習・実習および他の関連コースの演習・実習に参加することで,専門的な知識と共に広い視野を養い,本事業で養成する環境職業人との交流を行い,現場での問題点や課題を詳細にピックアップすることを目的とする。 |
授業計画 | 自分が担当するコースの専門の演習と実習に合計5回参加する。 ただし、他のコースの演習・実習にも興味のある者は、そのうち1~2回は他コースの演習や実習に参加してもよい。 |
その他特記事項 |
Copyright(C) 2008-2017 Niigata University,All Rights Reserved.